どうして白髪が生えてきてしまうのか?

白髪は、髪の毛が本来の色に着色されていない状態のことを言います。

実は、私たちの髪の毛は元々はすべて白髪です。その白髪の状態の髪の毛が生えてくる際、メラニン色素によって黒やブロンドなどの色に着色されるため、髪の毛には色が付いているのです。

つまり、メラニン色素の働きがあるからこそ、私たちの髪は黒色やブロンドになっているのです。

ちなみに、黒髪が多い日本人の中にも、髪の毛の色が茶色がかったり、赤みがかったりしている人がいるのも、このメラニン色素が関係しています。個々によってメラニン色素が微妙に違うため、髪の毛も変わってくるのです。

どうして白髪が増えてきてしまうの?

白髪が増える最大の原因は、先ほど説明したメラニン色素が正常に働かなくなることが関係しています。

メラニン色素は「メラノサイト」と呼ばれる色素細胞によって生成されていますが、このメラノサイトの働きが悪くなると、メラニン色素が生成できなくなるのです。

結果、白髪を染め上げることができなくなり、髪の毛が白いまま生えてきてしまうということになるのです。

ちなみに、メラノサイトの働きが衰える主な原因としては加齢ですが、それ以外にも以下のような原因があるので、覚えておいてください。

遺伝

若白髪の人に多い原因です。
遺伝的に、メラノサイトの働きが弱い人もいます。

加齢

年を重ねるごとに、メラニン色素を生み出すメラノサイトの働きが衰えます。このため、高齢の方は、自然と白髪が増えていくのです。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れは、健康面でも様々な不調を引き起こすだけでなく、白髪の要因にもなります。栄養不足、喫煙、寝不足などによって頭皮の血行不良が起こり、メラノサイトの働きが悪くなるのです。お酒の飲みすぎや運動不足も、白髪の発生の原因となるので、注意が必要です。

ストレス

自律神経が乱れるほどの強いストレスは、毛細血管の収縮を招きます。毛細血管が収縮してしまうと、頭皮の血管の隅々にまで栄養分や酸素が補給できなくなります。その結果、毛母細胞の働きが弱まり、メラノサイトの働きが衰え、白髪が増えていくのです。

病気

病気によって、白髪が増えるケースも多く見られます。何らかの病気になると、身体機能が正常に働かなくなります。その影響から様々な器官に影響が及び、メラノサイトの働きが衰えてしまうのです。

このように、白髪は様々な原因から発生し、誰にでも起こりうる問題です。実際に、生活習慣の乱れによって、本来であれば白髪がたくさん生える年齢ではないのに、白髪に悩んでいると言う人も多くいます。

「両親は二人とも白髪じゃないから大丈夫だ・・・」なんて思って安心していると、気づかないうちに白髪だらけの髪になってしまいますよ。